クレジットカードはエラーコードがたくさんありますが、G95・G97・G98・G99と90番台のエラーコードはそこまで深刻ではないケースが比較的多いです。
しかし安心は出来ませんので、各エラーコードの意味を知ってしっかりと対処するといいでしょう。当然ですが、これらのエラーが出るとクレジット決済が出来ないのです。
今回の記事ではそれぞれの対処法もあわせて解説するため、気になる方はご一読下さい。
エラーコードのG95とG99とは
クレジットカードのエラーコードでG95とG99はとても良く似た意味のエラーコードとなっています。G95エラーとはオンラインが終わっている状態で出るコードです。
オンライン終了?なんだそれ?となると思いますが基本的にカード会社の業務が終わっている、またはメンテナンス中などの際に表示されるエラーコードとなっています。
またG99エラーですが、こちらもカード会社の業務対象から外れている、もしくはメンテナンス中などで出るようになっていますので、この2つは非常に似たエラーだと言えるでしょう。
G95やG99エラーの対処法
- 他社のカードで支払い
- 電子マネーや現金等、他の支払い方法
- 時間を空けてから利用する
エラーコードのG97エラーとは
主にネットワーク系のトラブルなどで表示されることの多いG97エラー。原因としてはカード加盟店契約会社(アクワイアラー)とカード発行会社(イシュアー)の問題になってきます。
G97エラーはそもそもカードの取り扱いがないケースや、ネットワークなどの異常の際に出るエラーとなっており、ご自身のカードに問題があるケースはあまりありません。
クレジット決済では、事前にオーソリ処理(利用枠の確保)を行っています。カードが使えるかどうか確認するのがオーソリ処理で、不正利用を防止するため、限度額を超えていないか確認するためにオーソリ処理を行います。
オーソリ処理が拒否されると、カードが使えずにエラーが出ます。
G97エラーの対処法
- 少し時間を空けて試す
- カード会社へ連絡をする
- 他の支払い方法を選ぶ
エラーコードのG98エラーとは
G98もカードが使えない状態で出るコードで、G61エラーと比較的似た意味合いを持つ内容となっています。無効カード使った際にG98が出ます。例えば代表的なのがカードの有効期限切れ。
他にはカードの利用停止、オンラインシステムが停止している、などなど現在取り扱いが出来ない場合に出現するエラーコードとなっていて、理由は細かくたくさんあります。
G98エラーの対処法
- 他のカードで支払い
- 電子マネーや現金等、他の支払い方法
- カード情報をチェックする
また、これらのエラーコード以外、その他エラーについての原因が分からない場合は違うエラーについても考えられますので、以下のページを参考にしてみてください。
クレジットカードでエラーコードの意味は?一覧を見て対処しようまとめ
エラーコードG95・G97・G98・G99について解説してきました。90番台のエラーコードについてはカードのご利用者さんに問題がある、というケースは少ないです。
どちらかというと決済システムなど向こう側に問題のあるケースが比較的多いのが特徴で、メンテナンス時の利用やネットワークエラーなどの原因が考えられますが、どのエラーコードも簡単に対処できます。
他のカード、電子マネー、現金等の支払い方法で対処出来ます。例えばネットショッピングなどでは、ログイン後の注文履歴より支払い方法を変更するとよいでしょう。
これらのエラーコードが画面などに表示された際には焦らずに対処しましょう。またずっとエラーが繰り返し続くなどの深刻な状況になる場合は、一度カード会社へ連絡をして相談をするといいでしょう。