クレジットカードでエラーコードG30で決済できない!原因は一体?

キャッシュレス決済の代表的なものとも言えるクレジットカードは、お店やネット決済での利用に便利です。お得なポイント還元があるカードも多く、普段利用している人も多いでしょう。

 

ただ便利な反面、クレジットカードはある日突然、想像もしなかったようなエラーにより決済できなくなる可能性もあります。ここではその中の1つであるG30エラーについてご紹介します。

 

エラーの意味や原因、解決方法なども載せていますので困っている時はご参考に。

 

クレジットカードでエラーコードG30とは?

問題となるG30エラーですが、これはカード会社がカード利用を保留しているという状態です。不正利用の疑いがあるなど何らかの理由がある場合に、カード会社が一時的にカードの利用を制限しているものだと言えます。

 

支払い延滞などによる停止や、カード自体に問題があるエラーではありませんのでご安心下さい。どのクレジットカードでもあり得るエラーであり、何の身に覚えもないのにG30エラーが出たなど、その体験談もよく見られます。

エラーコードG30の原因

次に、どんな場合にこのG30エラーが出るのでしょうか?具体的な基準は公表されていませんが、不正利用を疑われやすいような利用の場合にG30エラーが出やすいと言われています。

 

具体的には、普段利用と異なりいきなり高額の買い物をする、海外で高額の買い物をする、同じ商品を大量に購入するなどが原因と考えられます。もちろんそのような利用をしていないのに、いきなりG30エラーが出ることもあるので、おおまかな目安にしかなりません。

 

またこのエラーはカード会社独自の判断ですので、ある買い物でこのカードでは利用が大丈夫だが、このカードではG30エラーが出るという事態もあり得ます。

 

エラーコードG30の対処法

基本的には、利用者自身の意思でG30エラーを解除することは不可です。それでは、カード利用でこのG30エラーが出たらどうすればよいのか、それを見ていきましょう。

ネット決済の場合

ネット決済の場合は対面決済ではないのでG30エラーが出た場合、利用者自身がカード会社(コミュニケーションセンター等)へ電話してエラー解除してもらう必要があります。

 

カード会社への連絡は営業時間内にしましょう。深夜の場合などでカード会社への連絡ができない場合、は別の決済方法などで対処するのがいいでしょう。

 

オペレーターとのやり取りでは、本人確認されるのが普通です。そのため、自分の支払い口座もしくは生年月日を答える必要が出てきます。当然カード番号なども必要になってきますので、手元に準備しておくといいでしょう。

 

本人確認が済んだら「どのショップを利用したか」「金額はいくらか」という質問をされるケースがありますので、正確に答えましょう。またエラーが何度も出ないように、もう一度同じお店で利用する場合はその旨とG30エラー修正の旨を伝えておくとベターですね。

店舗での決済

お店のレジでスタッフにカードを渡してG30エラーが出た場合、どうすればよいのでしょうか?この場合、お店のスタッフがカード会社へ問い合わせてエラー解除をしてもらえる場合があります。

 

ただ場合によっては、本人確認のためスタッフから電話を代わる必要があったり、利用者自身が電話する必要があることも。これはケースバイケースと言えそうです。

時間を空けて利用

G30エラーが出た場合、時間を空けてカードを利用すると復活している場合もあります。そのため、まずしばらく時間を空けてみるのも対処法の1つです。

 

但し時間を空けてもエラーが出る場合は、カード会社のコミュニケーションセンター等へ連絡を入れるしかありません。

 

このように、G30エラーは電話で対処できるので、心配することはないと思いたいところですが、実際カード会社のコールセンターは混雑することも多く、すんなり解除できない場合もあるでしょう。

 

大手のコールセンターなどは混みこみで待ち時間が長くストレスが溜まる…と感じる時もあるかもしれません。ネット決済ならばまだしも、店舗決済ではちょっと厳しい場合も多いと思われます。

 

そのため、G30エラーをスムーズに回避する為に以下のような方法もお勧めとなります。

 

G30エラーの回避方法

複数枚カードを持つ

最もベストな事前対応は、クレジットカードを複数持つことでしょう。そうすることで、あるカードにG30エラーが出ても、早急に他のカードで支払いができるのでエラー回避することができます。

 

キャッシュレス決済の便利さをなくすこともありません。よって、クレジットカードはメインのカード以外にもいくつか所有しておくのがおすすめです。

カードの利用を固定

たとえば、毎月の支払いにしかカードを使わないなど、カードの利用法をある程度決めておくと、G30エラー発生防止になります。利用者側からの不正利用の発見にも役立つはずです。

 

ただ、柔軟にクレジットカードを使えないと、その制限が不便になることもありますので、よく考えて決める必要があります。

 

事前承認が有効?
普段少額のカード利用しかしていないのに高額のカード利用するときなどは、カード会社へ電話して事前承認をしてもらうという方法があるようです。そうすれば、G30エラーが出ることを多少防ぐことができるでしょう。
しかし、結局はカード会社へ電話する必要があること、そもそも事前承認してもらえない場合もある、確実にエラーが出るのを防げるわけではないことなど、デメリットも多くちょっと利用が難しい場合もあるので微妙かもしれません。

 

まとめ

このように、クレジットカードのG30エラーとはカード会社の保留判定状態のため、カード会社へ連絡すれば基本的にはすぐに解除可能となっています。

 

主な原因としては普段の利用よりかけ離れたような利用方法、特に高額の決済などによるもので、不正利用ではないか?という判断がされた時に出やすいエラーとなっています。

 

但し、その明確な判断基準はわからないので、カード会社によっては心当たりがないの突然このエラーとなることもあるのです。よって、普段クレジットカードを利用している場合は、このことを頭の片隅に置いておくとよいのではないでしょうか。